2004年9月9日 ポエム
青い空の下で波の音を聴いていた
底まで透きとおった水の中泳ぐ魚を探してた
不意に現れては消えてゆく その姿を追って海の中

喪失感に包まれた身体を波打ちぎわに横たえ
遠い遠い空を掴もうと手を伸ばした
手の間をすり抜けるのはあたたかい風だけ

オレンジの空が徐々に闇に侵食されてゆき
黒い黒い空が広がる それは止めることができなくて
夜を嫌うキミのこと少し分かった気がした

この黒い空の下で独りとりのこされ
キミの顔すらはっきり思い出せない
闇はついにここまで辿り着き
徐々にこの身体も侵食されてゆく

闇の中は微かにあたたかく
全てのものと一体になれた安心感を与え
音もなく消えてゆく

夕暮れ時

2004年8月22日
本音風船→泪風船→しゃぼん玉風船

移ろいやすい日記やなぁ。とゆうか、性格やなぁ。と実感。

    

2004年8月22日
指折り数えて待ってたんだ
キミに逢えるこの日を

うるんだ月が空から落ちて
かわりにキミが空に昇る

キミの真っ黒な瞳に見つめられ
僕のココロも空へ昇って
この距離を縮められたなら

指折り数えて待つよ
またキミに逢えるその日を
例え触れられなくても この声が届かなくても

溢れた涙が月をつつみ
キミの姿も涙の向こうに消えていったんだ

   

2004年7月20日
この手の傷の数だけ死にたいと思った
この手の傷の数だけ生き延びてきた

この赤い空の下で
キミへの想いを叫べずに

焼け付くアスファルトの上で
誰かが吐き捨てたガムを踏んでしまって

約束なんかいらないなんて
不確かなものだらけのこの街で
何を信じて歩けばいいの?

この手の傷の数だけ心を殺し
この手の傷の数以上にキミを傷つけた

でももう傷つけることはないだろう
僕の手の中にもうキミはいない

青い亀裂

2004年7月11日
視聴最終日です。
是非とも聴いてみてくんなまし。
http://www.toshiba-emi.co.jp/cgi-bin/p_bin/message?a_n=gogo7188_nadegata

     

2004年4月13日
 
 
夜の空に昇れないお月さまは
キミの眼から零れ落ちる涙のように
うるんでまんまるだった

森にたたずむ1人の女の子
何処からか差し込む光を浴びて
その口から零れる言葉に胸を突かれた

森と森の間に挟まれたお月さまは
夢と現実の間に挟まれた僕のように
身動きができずに

森にたたずむ愛しいキミ
その唇に触れた僕は
パチンとゆう音と共にはじけてしまったよ

今夜もまあるいお月さま
夜の空に昇れずに
淋しそうにまばたきをした

   

2004年4月4日
 
 
明け方に降った雨は咲いたばかりの花びらをおとした
アスファルトが白に埋まる

黄いろい森の中を彷徨う夢を見てた
必死に出口を探してた

たくさんの人の中ただひとりで
涙を流しても誰もふいてくれない
大きな声で呼んでもあなたはこない

明け方に降った雨は新緑の芽をやわらかくした
道端が碧く光る

道を一本間違える夢を見てた
急なカーブにスピードを落とせず

たくさんの人の中ただひとりで
みんなが黒だとゆうものが白く見えた
その向こうにあなたがかすんで見えた

明け方に降った雨は昼にはやんだ
 
 
 
デジカメを買いました。
ってことで、専用の日記をとってきた。

散文以外はめちゃくちゃ久しぶりだったり。
ごきげんよう。

  

2004年3月21日
水面に映る魚の背中
川を遡るその力を

何を求め其処に向かう?
何故其処へ?

桜の蕾は桃色に染まり
青空の下咲くことを夢見る

何の為に花を咲かす?
何故花を?

其処にあるものを見るため
日々生きる

  

2004年3月14日 エッセイ
何も疑わずに一緒に遊んでたんだ
キミの口からその言葉を聞くまでは

人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ

キミに初めて会った日は覚えてないよ
いつからかそこにいた
いつからか普通に遊ぶようになってたけど

心の中じゃ笑ってたんだろうね
なんだ ゆう程難しくないじゃないか
これじゃレベル1にもならないよ

最初からゆってくれたらよかったのに
そうゆうルールだって
そうゆうゲームだって
そしたら僕も楽しめたのに

今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだったって
キミの次の言葉はもう分かってる
だからわざと忘れていかないで
わざと壊さないで
キミがそっぽ向いてるその間に立ち去るから

もう飽きたんだ 今はあのおもちゃがほしいんだよ

どうぞご自由に 僕も新しい人をみつけるよ
今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだって
別に淋しくないよ
今はそれを知ってるから

人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ

  

2004年3月13日
カランカラン
あの子が持ってるドロップがなる
うらやましそうに見てたらいっこくれるって

カランカラン
何色が出るかな?わくわくしながらふった
出てきたのは僕の嫌いな緑色

あわてて戻そうとしたら言ったんだ
出てきたのを食べなくちゃいけないんだよ
僕の手から緑のドロップ取り上げて口の中に放り込んだ

僕の嫌いなメロン味

カランカラン
せっかくのチャンスを引き当てれない
カランカラン
何が出てもそれに従わなくちゃいけない

口の中で小さくなったドロップキャンディ
粉々に噛み砕いた

   

2004年2月3日
 
 
冷たいホーム たくさんの人たち
かじかむ指の求めるものや
重い頭で考えること

アナウンスと共に入ってきた 光に誘われ
ふらりと1歩足を踏み出す

ほらほら見て御覧
光に誘われ虫がまた一匹火に飛び込んだよ

赤く赤く染まった視界にぼやけた人影
手を伸ばそうとしたけど
千切れててできなかった

ほらほら見て御覧
愚かな虫がまた一匹焼けていったよ

    

2004年2月2日
 
 

今日もまた夜が来て
決まったように床に入る

明日もまた朝が来て
きっと決まったように目を覚ます

こなくてもいいんやけどな
朝がこなくてもいいんやけどな

明日またくる朝を
うちは迎えたくない

だけど明日もまた朝が来て
きっと望まなくても目を覚ます

こなくてもいいんやけどな
朝がこなくてもいいんやけどな

きてほしくないんやけどな
朝はもういらんねんけどな

何があっても夜は朝を連れてくる
うちが目を覚まさなくても

 

2004年1月25日
 
 
距離は酷く残酷だ
いくら一緒にいたいと思っても
いくら一緒になれたと思っても
そこには距離がある
確実に
どんなに近くにいても
どんなに抱き合っても
そこには距離がある
同じ場所にはいれない

あなたと同じ場所にはいれない
どうしても
どんなに願っても

距離ほど残酷なものはない
否応もなく人は孤独だと思い知らされる

距離は残酷だ

 

 

2003年12月8日
ずっと鎖で繋いでつなぎとめてたけど
ある日、キミに手をかまれてしまって
キミは僕の手のすきまから逃げてった

追いかけてって また鎖に繋ぐこともできたけど
きっとまた逃げてってしまうから

僕はただ待つことしかできないんだ
キミが望んで僕のとこに帰ってきてくれるのを

ただ ただ待つことしかできない

でも、もうつらくて ほんとにつらくて
待つこともできなさそうになってきたよ

もし、キミがここに戻ってきたとして
もし、僕がここにいなかったなら
僕はアーカイヴ星で待ってるから
いつまでも待ってるから

 

2003年12月7日

何故 あたしは24回目の誕生日の朝を迎えた?
何故なら あたしは21回目の誕生日の朝に死ななかったから

何故 あたしは21回目の誕生日の朝に死ななかった?
何故なら あたしは海を見たことがあったから

何故 あたしは海を見た?
何故なら あたしはあの日あの子と海に行ったから

何故 あたしはあの日あの子と海に行った?
何故なら あたしはあの子のことを愛していたから

何故 あたしはあの子のことを愛していた?
何故なら あの子はあたしだったから

何故 あの子はあたしだった?
何故なら 2人は海の子だったから

24回目の誕生日の朝
2人は手を繋ぎ、海に沈んでゆく

 

2003年10月15日


あたしが今考えてることや この感情
残らずまとめて置いとけないかしら
あとでこっそり取り出して想い出にひたるの

いわんこっちゃない ほら かたっぱしから飲み込まれてくわ
そして残されたのは からっぽの頭

うまい答えがみつからないの
ねぇ 教えて
あなたなら知ってるんでしょう?

もたもたしてるとほら かたっぱしから飲み込まれてくわ
そして残されたのは からっぽの身体

あなたの温度やその匂い
全部忘れずに置いときたいのに
時は無常ね
ひとつ残らず連れ去ってしまう
想い出にひたることは許されないの?

今この瞬間にも ほら てのひらから零れ落ちていって


 

2003年10月14日


けむった雲の向こうにあるもの
みつけたい気持半分
見たくない気持半分

昔々から種を残し 紡ぎとめたその先に
一体何があるの?
一体何が見えるの?

始まりも終わりも同じことで
所詮意味はなくても続くだけ

哀しみの瞳の奥にあるもの
分かりたい気持半分
知りたくない気持半分

昔々から続いてきた流れのその先に
一体何があるの?
一体何が見えるの?

それを自分では見ることができなくても
人はそれを誰かに託し繋いでく

その先に何もなくても


 

2003年10月13日


金木犀のむせかえるような香りに誘われて
かぶとむしが芽を出した


 

2003年5月31日


哀しいのか淋しいのか
悔しいのか羨ましいのか
わからない
そんな感情が身体中を支配して

なるようになるさ
そう云うときの身体にも

朝がまたくる
そう云うときの身体にも

何も云わない
僕の隣にいるキミの身体にも

この感情に名前を付けれたら
少しは楽になれるのかな
少しは不安もなくなるのかな


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