2004年9月9日 ポエム
青い空の下で波の音を聴いていた
底まで透きとおった水の中泳ぐ魚を探してた
不意に現れては消えてゆく その姿を追って海の中
喪失感に包まれた身体を波打ちぎわに横たえ
遠い遠い空を掴もうと手を伸ばした
手の間をすり抜けるのはあたたかい風だけ
オレンジの空が徐々に闇に侵食されてゆき
黒い黒い空が広がる それは止めることができなくて
夜を嫌うキミのこと少し分かった気がした
この黒い空の下で独りとりのこされ
キミの顔すらはっきり思い出せない
闇はついにここまで辿り着き
徐々にこの身体も侵食されてゆく
闇の中は微かにあたたかく
全てのものと一体になれた安心感を与え
音もなく消えてゆく
底まで透きとおった水の中泳ぐ魚を探してた
不意に現れては消えてゆく その姿を追って海の中
喪失感に包まれた身体を波打ちぎわに横たえ
遠い遠い空を掴もうと手を伸ばした
手の間をすり抜けるのはあたたかい風だけ
オレンジの空が徐々に闇に侵食されてゆき
黒い黒い空が広がる それは止めることができなくて
夜を嫌うキミのこと少し分かった気がした
この黒い空の下で独りとりのこされ
キミの顔すらはっきり思い出せない
闇はついにここまで辿り着き
徐々にこの身体も侵食されてゆく
闇の中は微かにあたたかく
全てのものと一体になれた安心感を与え
音もなく消えてゆく
指折り数えて待ってたんだ
キミに逢えるこの日を
うるんだ月が空から落ちて
かわりにキミが空に昇る
キミの真っ黒な瞳に見つめられ
僕のココロも空へ昇って
この距離を縮められたなら
指折り数えて待つよ
またキミに逢えるその日を
例え触れられなくても この声が届かなくても
溢れた涙が月をつつみ
キミの姿も涙の向こうに消えていったんだ
キミに逢えるこの日を
うるんだ月が空から落ちて
かわりにキミが空に昇る
キミの真っ黒な瞳に見つめられ
僕のココロも空へ昇って
この距離を縮められたなら
指折り数えて待つよ
またキミに逢えるその日を
例え触れられなくても この声が届かなくても
溢れた涙が月をつつみ
キミの姿も涙の向こうに消えていったんだ
この手の傷の数だけ死にたいと思った
この手の傷の数だけ生き延びてきた
この赤い空の下で
キミへの想いを叫べずに
焼け付くアスファルトの上で
誰かが吐き捨てたガムを踏んでしまって
約束なんかいらないなんて
不確かなものだらけのこの街で
何を信じて歩けばいいの?
この手の傷の数だけ心を殺し
この手の傷の数以上にキミを傷つけた
でももう傷つけることはないだろう
僕の手の中にもうキミはいない
この手の傷の数だけ生き延びてきた
この赤い空の下で
キミへの想いを叫べずに
焼け付くアスファルトの上で
誰かが吐き捨てたガムを踏んでしまって
約束なんかいらないなんて
不確かなものだらけのこの街で
何を信じて歩けばいいの?
この手の傷の数だけ心を殺し
この手の傷の数以上にキミを傷つけた
でももう傷つけることはないだろう
僕の手の中にもうキミはいない
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夜の空に昇れないお月さまは
キミの眼から零れ落ちる涙のように
うるんでまんまるだった
森にたたずむ1人の女の子
何処からか差し込む光を浴びて
その口から零れる言葉に胸を突かれた
森と森の間に挟まれたお月さまは
夢と現実の間に挟まれた僕のように
身動きができずに
森にたたずむ愛しいキミ
その唇に触れた僕は
パチンとゆう音と共にはじけてしまったよ
今夜もまあるいお月さま
夜の空に昇れずに
淋しそうにまばたきをした
明け方に降った雨は咲いたばかりの花びらをおとした
アスファルトが白に埋まる
黄いろい森の中を彷徨う夢を見てた
必死に出口を探してた
たくさんの人の中ただひとりで
涙を流しても誰もふいてくれない
大きな声で呼んでもあなたはこない
明け方に降った雨は新緑の芽をやわらかくした
道端が碧く光る
道を一本間違える夢を見てた
急なカーブにスピードを落とせず
たくさんの人の中ただひとりで
みんなが黒だとゆうものが白く見えた
その向こうにあなたがかすんで見えた
明け方に降った雨は昼にはやんだ
水面に映る魚の背中
川を遡るその力を
何を求め其処に向かう?
何故其処へ?
桜の蕾は桃色に染まり
青空の下咲くことを夢見る
何の為に花を咲かす?
何故花を?
其処にあるものを見るため
日々生きる
川を遡るその力を
何を求め其処に向かう?
何故其処へ?
桜の蕾は桃色に染まり
青空の下咲くことを夢見る
何の為に花を咲かす?
何故花を?
其処にあるものを見るため
日々生きる
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2004年3月14日 エッセイ
何も疑わずに一緒に遊んでたんだ
キミの口からその言葉を聞くまでは
人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ
キミに初めて会った日は覚えてないよ
いつからかそこにいた
いつからか普通に遊ぶようになってたけど
心の中じゃ笑ってたんだろうね
なんだ ゆう程難しくないじゃないか
これじゃレベル1にもならないよ
最初からゆってくれたらよかったのに
そうゆうルールだって
そうゆうゲームだって
そしたら僕も楽しめたのに
今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだったって
キミの次の言葉はもう分かってる
だからわざと忘れていかないで
わざと壊さないで
キミがそっぽ向いてるその間に立ち去るから
もう飽きたんだ 今はあのおもちゃがほしいんだよ
どうぞご自由に 僕も新しい人をみつけるよ
今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだって
別に淋しくないよ
今はそれを知ってるから
人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ
キミの口からその言葉を聞くまでは
人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ
キミに初めて会った日は覚えてないよ
いつからかそこにいた
いつからか普通に遊ぶようになってたけど
心の中じゃ笑ってたんだろうね
なんだ ゆう程難しくないじゃないか
これじゃレベル1にもならないよ
最初からゆってくれたらよかったのに
そうゆうルールだって
そうゆうゲームだって
そしたら僕も楽しめたのに
今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだったって
キミの次の言葉はもう分かってる
だからわざと忘れていかないで
わざと壊さないで
キミがそっぽ向いてるその間に立ち去るから
もう飽きたんだ 今はあのおもちゃがほしいんだよ
どうぞご自由に 僕も新しい人をみつけるよ
今はもう分かってるよ
僕は只のおもちゃだって
別に淋しくないよ
今はそれを知ってるから
人見知りの激しい猫を手なずけてみたかっただけだよ
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カランカラン
あの子が持ってるドロップがなる
うらやましそうに見てたらいっこくれるって
カランカラン
何色が出るかな?わくわくしながらふった
出てきたのは僕の嫌いな緑色
あわてて戻そうとしたら言ったんだ
出てきたのを食べなくちゃいけないんだよ
僕の手から緑のドロップ取り上げて口の中に放り込んだ
僕の嫌いなメロン味
カランカラン
せっかくのチャンスを引き当てれない
カランカラン
何が出てもそれに従わなくちゃいけない
口の中で小さくなったドロップキャンディ
粉々に噛み砕いた
あの子が持ってるドロップがなる
うらやましそうに見てたらいっこくれるって
カランカラン
何色が出るかな?わくわくしながらふった
出てきたのは僕の嫌いな緑色
あわてて戻そうとしたら言ったんだ
出てきたのを食べなくちゃいけないんだよ
僕の手から緑のドロップ取り上げて口の中に放り込んだ
僕の嫌いなメロン味
カランカラン
せっかくのチャンスを引き当てれない
カランカラン
何が出てもそれに従わなくちゃいけない
口の中で小さくなったドロップキャンディ
粉々に噛み砕いた
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冷たいホーム たくさんの人たち
かじかむ指の求めるものや
重い頭で考えること
アナウンスと共に入ってきた 光に誘われ
ふらりと1歩足を踏み出す
ほらほら見て御覧
光に誘われ虫がまた一匹火に飛び込んだよ
赤く赤く染まった視界にぼやけた人影
手を伸ばそうとしたけど
千切れててできなかった
ほらほら見て御覧
愚かな虫がまた一匹焼けていったよ
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今日もまた夜が来て
決まったように床に入る
明日もまた朝が来て
きっと決まったように目を覚ます
こなくてもいいんやけどな
朝がこなくてもいいんやけどな
明日またくる朝を
うちは迎えたくない
だけど明日もまた朝が来て
きっと望まなくても目を覚ます
こなくてもいいんやけどな
朝がこなくてもいいんやけどな
きてほしくないんやけどな
朝はもういらんねんけどな
何があっても夜は朝を連れてくる
うちが目を覚まさなくても
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距離は酷く残酷だ
いくら一緒にいたいと思っても
いくら一緒になれたと思っても
そこには距離がある
確実に
どんなに近くにいても
どんなに抱き合っても
そこには距離がある
同じ場所にはいれない
あなたと同じ場所にはいれない
どうしても
どんなに願っても
距離ほど残酷なものはない
否応もなく人は孤独だと思い知らされる
距離は残酷だ
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ずっと鎖で繋いでつなぎとめてたけど
ある日、キミに手をかまれてしまって
キミは僕の手のすきまから逃げてった
追いかけてって また鎖に繋ぐこともできたけど
きっとまた逃げてってしまうから
僕はただ待つことしかできないんだ
キミが望んで僕のとこに帰ってきてくれるのを
ただ ただ待つことしかできない
でも、もうつらくて ほんとにつらくて
待つこともできなさそうになってきたよ
もし、キミがここに戻ってきたとして
もし、僕がここにいなかったなら
僕はアーカイヴ星で待ってるから
いつまでも待ってるから
ある日、キミに手をかまれてしまって
キミは僕の手のすきまから逃げてった
追いかけてって また鎖に繋ぐこともできたけど
きっとまた逃げてってしまうから
僕はただ待つことしかできないんだ
キミが望んで僕のとこに帰ってきてくれるのを
ただ ただ待つことしかできない
でも、もうつらくて ほんとにつらくて
待つこともできなさそうになってきたよ
もし、キミがここに戻ってきたとして
もし、僕がここにいなかったなら
僕はアーカイヴ星で待ってるから
いつまでも待ってるから
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何故 あたしは24回目の誕生日の朝を迎えた?
何故なら あたしは21回目の誕生日の朝に死ななかったから
何故 あたしは21回目の誕生日の朝に死ななかった?
何故なら あたしは海を見たことがあったから
何故 あたしは海を見た?
何故なら あたしはあの日あの子と海に行ったから
何故 あたしはあの日あの子と海に行った?
何故なら あたしはあの子のことを愛していたから
何故 あたしはあの子のことを愛していた?
何故なら あの子はあたしだったから
何故 あの子はあたしだった?
何故なら 2人は海の子だったから
24回目の誕生日の朝
2人は手を繋ぎ、海に沈んでゆく
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あたしが今考えてることや この感情
残らずまとめて置いとけないかしら
あとでこっそり取り出して想い出にひたるの
いわんこっちゃない ほら かたっぱしから飲み込まれてくわ
そして残されたのは からっぽの頭
うまい答えがみつからないの
ねぇ 教えて
あなたなら知ってるんでしょう?
もたもたしてるとほら かたっぱしから飲み込まれてくわ
そして残されたのは からっぽの身体
あなたの温度やその匂い
全部忘れずに置いときたいのに
時は無常ね
ひとつ残らず連れ去ってしまう
想い出にひたることは許されないの?
今この瞬間にも ほら てのひらから零れ落ちていって
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けむった雲の向こうにあるもの
みつけたい気持半分
見たくない気持半分
昔々から種を残し 紡ぎとめたその先に
一体何があるの?
一体何が見えるの?
始まりも終わりも同じことで
所詮意味はなくても続くだけ
哀しみの瞳の奥にあるもの
分かりたい気持半分
知りたくない気持半分
昔々から続いてきた流れのその先に
一体何があるの?
一体何が見えるの?
それを自分では見ることができなくても
人はそれを誰かに託し繋いでく
その先に何もなくても
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哀しいのか淋しいのか
悔しいのか羨ましいのか
わからない
そんな感情が身体中を支配して
なるようになるさ
そう云うときの身体にも
朝がまたくる
そう云うときの身体にも
何も云わない
僕の隣にいるキミの身体にも
この感情に名前を付けれたら
少しは楽になれるのかな
少しは不安もなくなるのかな
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