2006年10月26日
枯れ葉がフロントガラスに当たって
哀しい音をたてるから
今日も、キミのこと思い出すよ

隣に座ってくれたキミのやさしさや
人よりちょっと高い体温とか

明るい夜の真ん中で
キミはどこを目指して歩いているの?

枯れ葉はパシャリと音をたてて
黒いタイヤにひかれてしまったから
今日も、キミに会えないね

寒がりなボクのてのひらに
そっと舞い降りたあたたかい雪

なきむしなキミのその涙は
全部ボクがふいてあげるから

だから、どこにもいかないで
いつでもだいじょうぶだよってゆっていて
例えキミが、誰かの腕の中にいても
それがあれば、きっとだいじょうぶだから

あたたかい体温、やわらかい肌、しろい首筋
あの日のキミの全ては、ボクのものだったのだから

粉々になった枯れ葉は、風に溶けて
キミのとこまで飛んだかな

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