2006年9月24日
夜に降り始めた雨は、朝までやまないから
目の前にあるものすら見えなくなる

あたしの足元にひれ伏して、忠誠を誓って
そうしたら、あたしの腕を一本、引き千切ってあなたにあげるから

血を見たいとあたしが言えば、惜しげもなく、その首を差し出して
そしたら、代わりにあたしの血液を送り出している器をあげるから

降り止まない雨は、血を洗い流す為
この身体を溶かし、地面に還す為

一緒に朽ち果ててとあたしが言えば、何も言わずに、ただ、頷いて

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