2005年8月20日 散文
大きな月が闇を小さく照らす夜
星の光より暗い希望を大事に持って
キミの家へと歩いていた
僕の唄声は零れる先から闇の手に取られ
響くことはないけれどそれも心地よく
踊るように足は軽い
紫色の雲が空の不透明度を上げる夕暮れ
ちりちりと鳴く秋の虫の音より小さな声をもって
キミへ呼びかける
キミの気配はさらさらと音をたてて流れていき
手を伸ばしたときにはもう何もなくって
息をのむことすらできない
なんてことはない
両手を大きく上げて深呼吸
希望のともし火に枝を差し入れよう
両手を大きく上げて深呼吸
身体全部を使って想いを言葉にしよう
大きく息を吸って
ほら こんなに空気は甘い
大きく息を吐いて
ほら 水平線に近づける
星の光より暗い希望を大事に持って
キミの家へと歩いていた
僕の唄声は零れる先から闇の手に取られ
響くことはないけれどそれも心地よく
踊るように足は軽い
紫色の雲が空の不透明度を上げる夕暮れ
ちりちりと鳴く秋の虫の音より小さな声をもって
キミへ呼びかける
キミの気配はさらさらと音をたてて流れていき
手を伸ばしたときにはもう何もなくって
息をのむことすらできない
なんてことはない
両手を大きく上げて深呼吸
希望のともし火に枝を差し入れよう
両手を大きく上げて深呼吸
身体全部を使って想いを言葉にしよう
大きく息を吸って
ほら こんなに空気は甘い
大きく息を吐いて
ほら 水平線に近づける
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