傷つき、傷つけられいつの間にか身動きできなくなっていた
誰かを傷つけるのが恐くて
誰かに傷つけられるのが恐くて
小さな小さな檻の中
頭上に広がる青空
ついこの前まではあの空を飛べたのに
優しく見つめてくれてたキミも今は見向きもしてくれない
キミの瞳が云いたかったことは今も分からないまま
小さな小さな檻の中
惨めで窮屈で
その檻に鍵をかけたのは己の手だったと
気付いてもどうすることもできず
頭上に広がる青空
いつしか縮みだし
だんだん小さくなったそれは
小さな小さならくだの形になり
小さな小さな檻の中に落ちてきた
この手のひらにある空は誰のもの?
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