最近季節は春だとか冬だとか忙しそう
夕日に照らされた手は凍え始めている
油に浮かんだ鉄の破片はキラキラ光る
君の上にある夜空はこんなかな
今日も空は雨だとか晴れだとか忙しそう
鉄板の上の足は凍えて千切れそう
途切れることなく続くテールランプ
君にまで続いてるといいんだけど
君はその道を独りで歩いていかなくちゃいけない
僕にはどうすることもできないんだ
君が僕にあたたかいマフラーをくれたように
僕も君に何かあげれたらいいんだけど
僕はただ手ぶらであげれるものが見当たらない
僕の言葉いっぱい息を吹きかけてあたためたらもらってくれますか?
独りで歩くその道も少しはあたたかくなりますか?
コメント