明日の記憶

2005年8月10日 読書
ISBN:4334924468 単行本 荻原 浩 光文社 2004/10/20 ¥1,575

今日、鈴虫かなにかは分からないけど、虫の音が聴こえました。
もう秋ですか?
今日の朝には、もう死ぬ、もう死ぬけど、最期の一鳴き、、みないな蝉の鳴き声も聴こえました。
思わず応援してしまった。心の中で。

と、そんなことはおいといて。
今日読んだ本。

明日の記憶 / 荻原浩

タイトルに記憶とゆう言葉がつくくらいやから、記憶に関するお話です。
これは、ちょっと読んで頂きたいから、内容にはあまりふれないようにしますが。
いい話なんですよ。ほんまに。
でも、恐かった。

記憶を失くすとゆうのは、やっぱり恐いです。
ある人を、その人だと決定付けるのは、やっぱり記憶やと思うから。
周りの人のね。
そんなら、記憶に残らない人ってゆうのは、その人にとっては、存在しないも同然なんかなぁ。
やっぱ恐い。記憶って。

記憶なんて、その個人が作り出したり、都合のいいとこだけ編集したりしてる部分が多くて、必ずしも真実とは言えない部分も多いと思うけど、もっすごい重要なもんよねぇ。

うーん、いつか、うちも記憶を失くしてしまうんかもしれんけど。
それってば、ほんまに恐怖です。
それまでの自分の人生だけでなく、他の人の人生まで、自分の中でリセットされてしまうんよなぁ。
それは、とてつもなく厭やなぁ、、

ほんまに死ぬんよか、そっちの方が厭かもね。

と、今日、朝から読み始めて、途中でやめれず、バイトの時間まで読んでしまい、主人公に感情移入し過ぎたあまりに、自分が何時の時代にいて、ほんまに自分なのかが分からなくなりかけて、怖くなったりしてました。

いや、たぶん、いい話なんやと思うんやけど、恐怖が残るのは、うちだけですか?

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